こんにちは、なまけものエンジニアです。
大学で学んだことを活かせる職業に就くのは、特に理系では一般的なことだと思います。
しかし、大学で学んだから、という理由だけでその道に進む必要はないと感じています。
これからの時代は小学校などでプログラミングを経験し、苦手意識のある学生は情報系の学科に入学しない可能性が高まるが、現時点では、プログラミング未経験のまま大学に入学する学生は珍しくありません。小生も大学で初めてプログラミングを始めました。
大学に入ってプログラミングが苦手だと気づいてきた学生も少なくないと思います。
現に、毎年ある程度の割合で再履修・留年・卒業できないという事態が発生しているのではないでしょうか。
大学でプログラミングが苦手だと気づけたとしたら、それは大きな収穫の一つです。
IT業界は、現在人手不足で、「未経験の文系でも大丈夫!」を合言葉にしているほどで、成績表に酷い評価が並んでいようと、情報系卒というブランドだけで、IT業界に就職できることでしょう。
周囲の学生は、IT系に進む人がほとんどでしょうし、内定も欲しいので、簡単に就職できるIT業界ばかりを受けてしまうのも理解はできます。
ですが、苦手意識があるならやめておくべきだと、小生は考えています。
ただでさえ、新しい技術が次々に出てきて、勉強し続けることが必要な業界です。
苦手なことに気づけたなら、避けるべきだと思います。
理系だと、学んだことに関連する職業に就く人ばかりで、他の業界へ進むのは気乗りしないかも知れません。
しかし、よくよく考えてみれば文系では未経験でIT業界に来てしまうほど、学んだことに関する仕事に就かない人が大量にいますし、他の業界を受けることはおかしいことではないのです。
せっかくの新卒カードです。大切に就職先を決めていただければ、と思います。